積雪によってスリップした車が引き起こした事故に巻き込まれた

積雪によってスリップした車が引き起こした事故に巻き込まれた

少しの雪でもスタッドレスタイヤの着用やチェーンは必須だと改めて感じた

私が住んでいる地域ではほとんど積雪がありません。そのため、冬でも夏タイヤを着用している車がほとんどです。しかし、事故が起こった当日はこの地域には珍しく積雪があったのです。その日は車で移動しなければならなかったので、とりあえずチェーンを着用した状態で近所にスタッドレスタイヤをレンタルすることができるショップがあるのでそこへいき、雪がやんでも地面が凍結する恐れがあると思ったので、スタッドレスタイヤを一週間レンタルすることにしました。そしてそのまま用事がありましたので、車で目的地まで行こうとしたときのことです。
大通りだったので、除雪作業もされており、内心こんなことならばスタッドレスタイヤをレンタルしなくても大丈夫だったかもな、と思いながら運転していました。そう思っていた矢先、緩やかな下り坂に差し掛かったころ、前の車が急にスリップしてブレーキも効かないような状態でした。そのまま反対車線へ滑ってしまって、反対車線を走っていた車にぶつかってしまい、そのぶつかった車が更に私の車にぶつかってきました。
一瞬目の前が真っ暗になって何が起こったのか理解できませんでしたが、しばらくしてからようやく自分が車と衝突したのだということが理解できました。
3台の車が道路を塞いでおり、通行止め状態になっていたのですが、後ろを運転していた男性が心配になって降りてきてくださって声をかけてくれました。首に痛みを感じていたのですが、出血などはなく意識もはっきりしていたので、とりあえず車から降りて改めて状況を確認することにしたのです。3台とも運転手は無事で、事故の被害を広げないようにと警察が来るまでは三角表示板を置いて歩道に出て待つことにしました。最初にスリップした車はスタッドレスタイヤでもなくチェーンも着用していませんでした。そしてぶつかってきた車も同様で、ブレーキを掛けたのですが凍った雪でタイヤを滑らせてしまったようで、ハンドル操作がうまくいかずに反対車線の私側へと突進してしまったみたいです。私は前の車が反対車線へ飛び込むのを見ていたので、車間距離を取ってそのままその場で止まっていたということもあり、反対車線側の車が更に私の車へとぶつかってきた衝撃は多少和らいでいたのかもしれません。車を降りて車体を確認したのですが、運転席側のドアにへこみがあったくらいで、ほかに特に大きな傷はありませんでした。
警察が到着して、そのまま現場検証が始まりました。私に過失はありませんでしたが、私の車にぶつかってきた車はスタッドレスやチェーンを着用していなかったということもあり、若干の過失が認められてしまうようで何やら揉めていました。私自身も加入している保険会社に連絡をしたのですが、今回の件は私に過失が一切ないので、相手側の保険会社から補償されるとのことでした。とは言ったものの、結局、一番初めに事故のきっかけを作った車の運転手が加入していた保険会社がすべて補償するということではなく、私の車にぶつかってきた車も雪に備えた装備を怠っていたということから1割の過失が認められたようです。事故のきっかけとなった車をAとして、Aが最初に衝突した車をBとすると、Aの自動車保険から9割、Bの自動車保険から1割という形で、二つの保険会社から補償されることが決まりました。Bも同様にAの自動車保険から自身の過失を抜いた9割は補償されるとのことだったのですが、1割は自己負担になるとのことでその点に関して揉めていたようです。
このような事故に遭ったのは初めてで、何をどうしたらよいのか良くわからなかったのですが、警察からはあとは保険会社と話し合ってくださいと言われて終わりました。

後日病院へ行ったらむち打ちが発覚して、医療費を請求することになった

事故当日はそこまで痛みが激しくなかったのですが、帰宅してから首の痛みが強くなってきました。そこで翌日病院に行ってみたのですが、むち打ちだったみたいで全治2週間という診断を受けました。そのことを保険会社に連絡をしました。事故当日に怪我の状況を聞かれた時には、首が痛いので翌日病院へ行って診察してもらうという話をしました。もしそこで治療が必要になった場合、治療費に関しては全額保険で賄われるので、必ず診断書を書いてもらうように言われていました。保険の支払いに関しては最初に事故のきっかけを作った車(A)とAが衝突した車(B)の両方から受け取る形になるとのことで、ここの2社のやり取りは詳しくわかりません。過失の割合や慰謝料の金額などは事故の証明書から保険会社が判断するとのことだったので、金額に関してはこの2社に任せることにしました。私は車の修理代と通院費が出れば良いと考えていたので、自分で金額を保険会社へ交渉することはありませんでした。私自身、保険会社と揉めはしなかったのですが、この2社が過失の割合や金額の支払いに関して結構話し合いが長引いたようで、結局最終的にお金が振り込まれたのは事故後3か月がたった頃でした。
私のむち打ちは全治2週間で軽かったですし、治療費も1万円程度で済みました。車に関しては事故後は自分が加入している保険会社に連絡してレッカーしてもらったのですが、車が乗れない状態ではなかったのでしばらくそのまま乗っていて、ディーラーに修理費を確認した結果、へこみを直すのに20万円かかるとのことでした。保険会社に確認したら、車の修理費は高額でもすべて負担してくれるとのことだったので、事故で傷ついた部分を直してもらって、最初は自己負担で支払いました。領収書を保険会社に提示して、必要書類を記入しました。AとBが加入していた保険会社が異なるものだったので、書類の手順や書き方などが全く違いました。書類の書き方の見本が記載されていたので、それに基づき記入していたので、特に困ったことはありません。Aの保険会社からは何度も連絡があり、手続きや過失の割合に関して話し合いが長引いているので保険金額が決定するのが遅くなってしまうということを言われ、謝罪もされました。Bの保険会社からは特に連絡がなく、最終的な金額が決定したら再度書類を送るので、記入して送付してくれということを伝えられました。保険会社によって補償内容も異なれば、対応の仕方も違うものなんだな、と感じました。
結局、2社の金額合わせてトータルで30万円ほど振り込まれました。実際に自分で支払った金額以上だったのは慰謝料が加算されていたからみたいです。自己負担金と同額が補償されると思っていたのですが、プラスで慰謝料として多少受け取ることができたので良かったです。今回の事故は積雪がきっかけとなっていたので、雪が降らない地域だからと甘く見ないでやはりスタッドレスタイヤやチェーンの着用は必須なんだな、と感じました。自分はスタッドレスタイヤに交換しておいたので、そのおかげもあってか被害を私で止めることができたのかもしれません。気候に合わせた装備をしておかなければ、事故に巻き込まれた場合、自分にも過失があると認定されてしまう事があるので、特に雪が降っているときは気を付けなければならないと改めて再認識した次第です。
怪我も軽くて、車の傷もひどくなかったですし、自己負担金はゼロだったので良かったです。Aの保険会社はとても対応が良くて連絡も頻繁にしてくださったので安心感があったのですが、Bの保険会社は対応が悪かったというわけではないのですが、連絡の頻度が少なくて最小限だったイメージがあります。しかし、示談が成立して補償額が確定してから振り込みまでの手続きはとても早くて感心しました。

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