変な言いがかりをつけてきた被害者との交通事故体験です

事故に遭った男性は、なぜか警察を呼ぶことを拒否してきました

私は30代の男性です。3年ほど前交通事故に遭い、大変な思いをしたときの話です。
その日は用事があって駅まで車で向かっている途中でした。交差点に差し掛かり停車をしていて、青信号になったので普通に渡っていました。その交差点はいつも通っているところだったので注意力が欠けていた部分はあったと思います。
対向車側から突然自転車が飛び出してきました。反応していれば普通に停車できたのですが、あまり前方を見ていないこともあって自転車の飛び出しに気付かず、慌てて急ブレーキをかけましたが間に合わず、そのまま自転車を轢いてしまいました。
自転車に乗っていたのは同じ年くらいの男性で、転倒した後動かなくなりました。突然のことと、最悪の結果を想定し、私は気が動転しました。しばらくすると男性が起き上がったのでホッとし、とにかく謝らなければと男性に駆け寄りひたすら謝りました。当然男性はカンカンでした。男性は頭を指差し、「この怪我どうしてくれるんだ？」と言ってきたので、すぐに救急車を手配しました。それと警察も呼ぼうとしたのですが、なぜか男性は警察を呼ぶことは拒否しました。ちょっと不審に思いながらも自分が起こした事故なので、相手の言う通りにしました。病院に行った結果、頭を5針縫う怪我と手首のねん挫で全治2週間と言われました。治療費を払うことを約束し、連絡先を交換して別れました。

普通の自転車だったのに、ありえない賠償金を請求されました

翌日、保険会社の担当の人が訪れ、治療費に関する話になりました。治療費に関してはすぐに担当の人が相手のところに行って、治療費を全額負担することを伝えますと言ってくれました。私は治療費も支払うし、これで大丈夫かなと思っていました。 ところがその次の日、相手から電話がかかってきました。相手は自転車が乗れなくなったから代わりのものを買うので弁償するようにと言ってきました。確かに私が起こした事故で自転車が巻き込まれたので乗れなくなったというのは理解できます。私はそこまで頭が回っていなかったことを相手に伝え、謝りました。すると相手は自転車を買い替える費用として30万円請求して聞きました。
昨日、男性が乗っていたのは普通の自転車です。電動機能も付いていないし、どう見ても30万円もするものではありません。私はあの自転車はそんなにしないと反論しましたが、相手はあれはレアな自転車で同じものは買えない、今週中に持って来なければお金を取りに行くとだけ言って電話を切りました。
すぐに保険会社に電話をしたところ、相手の名前が分かるかと聞いてきたのでわかると伝えると、自転車は登録されてるはずだから警察で調べてもらってくださいとアドバイスしてくれました。すぐに警察に行き、調べてもらったところ、やはり普通の自転車でした。
結局、同じ自転車を買えるだけのお金として、2万円を追加で賠償することになりました。保険会社の人のアドバイスで大きな出費は免れました。