顔の傷は残るかもしれませんが、心の傷は軽くなりました

事故によって顔に怪我を負ったため、しばらく仕事が出来なくなりました

私は20代の女性です。2年前に交通事故に遭遇しました。 その時、私は会社に向かている途中でした。舞者には自転車通勤をしていたので、いつも通り自転車に乗っていました。会社に向かう途中の大きな交差点で信号が変わりそうだったので、少し急ぎ気味だったのを覚えています。 すると向かい側から車が走ってきました。そして車はスピードを落とすことなくいきなり右折してきたのです。自転車に気付いて止まってくれるだろうと思っていた私はブレーキをかける間もなく車と接触し、引きずられました。 幸い骨折などはなかったので、すぐに相手に駆け寄り、邪魔にならないところに車を停めてこちらに来るよう指示し、警察に電話をしました。相手は同じ年くらいの男性で、事故に関しては自分が悪いと認めていました。事故後、警察の現場検証が終わって、相手に治療費を払ってもらう意味もあって車で一緒に病院に行ってもらいました。検査の結果、骨折はなかったのですが、顔と手に大きな怪我をしていました。怪我自体はすぐに治るのですが、顔に怪我がある状態で周りの目が気になって仕事が出来ません。会社に事故のことを伝えると一か月間は自宅で療養してくださいと言ってくれたので、それに従いました。

弁護士さんに相談した結果、希望通りの慰謝料を受け取ることが出来ました

事故当時に相手と、相手の保険会社の連絡先は受け取っていました。 後日手の保険会社から連絡があり、今後の交渉は自分が受け持ちますと言われました。私は相手が100パ－セント過失を認めているから、特に問題は無いだろうと了承することにしました。 ところが治療費は問題なく支払ってもらえたのですが、休業損害で大きく揉めることになりました。相手の保険会社は骨折しているわけではないから、仕事には行けたはずだという主張で、通院日以外の休業損害を認めてくれませんでした。私が顔にガーゼを張った状態では仕事できないと言っても聞く耳を持ちません。 また、顔の傷が気になって怪我の治療自体が終わっても形成外科に半年通っていたのですがそのことも指摘され、それ以降の治療費は自己負担にしてもらいますとも言われました。 私はどうしようかと途方にくれましたが、テレビで交通事故の示談で弁護士さんが活躍されていたのを見て、自分も相談してみようと思い、相談することにしました。 弁護士さんは女性で、こちらの悩みを親身になって聞いてくれました。私は交渉を依頼することにしました。その結果顔の傷に関しては後遺障害の認定を受け、休業損害についてもほとんど認めてもらえ、合計600万円の賠償金を受け取ることになりました。顔の傷は完全に消えるかどうかわかりませんが、慰謝料に関しては満足のいく結果が出て少し心が軽くなりました。